「観葉植物」の基本の育て方。6つのコツをつかんでイキイキ育てよう!

観葉植物の育て方が知りたい!
キレイに育てるコツが知りたい!

という、観葉植物初心者さんに向けた記事です。

この記事を読めば、
基本の育て方が分かります。
ぜひコツをつかんで、
イキイキと育ててくださいね!

目次

6つのコツ

  1. 気温
  2. 風通し
  3. 肥料

この6つのコツをつかめば、あなたのお部屋の植物はキレイに育ちます!それぞれ詳しく解説していきますね。

① 光

どんな植物でも光は絶対に必要です。

昼間に電気が必要な暗い部屋で育てるのは、正直難しいです。むしろ、育てられないと考えたほうがベターです。

置き場所

基本的に明るい場所に置きましょう。光が差し込む窓の近くが良いです。

植物によっては日陰を好み、カーテン越しの光が良い場合もあります。性質に合わせて、置く場所を決めましょう。

日差しが強すぎる場所で、直射日光を当てすぎると、葉焼けすることもあります。夏の日差しには注意が必要です。

② 気温

15度以上がベター

観葉植物は暖かい地域が原産であることが多いです。そのため、寒さが苦手な子が多いです。

10度を下回ると管理が厳しくなってきます。

冬の窓際は冷えるので、枯れてきた時は、気温をチェックしてあげてくださいね。

注意すべきこと

  • エアコン

植物に直接エアコンの風を当てないようにしましょう。過度に乾燥してしまいます。人間と同じですね。

  • 床暖房

暖かくなっている床に、直接鉢を置くのは避けた方が良いです。鉢内が乾燥し、根が温まり過ぎてしまう場合があります。鉢台に乗せることで対策できます。

※床暖房は「根が温められて生育が良くなる」という説もあります。いずれにしても、植物をよく観察してあげてくださいね。

③風通し

風通しの良い場所に置いてあげてください。

意外に見落としがちなのが、「風通し」です。

植物をお部屋のどこに置いてますか?角に置いている方が多いのではないでしょうか?

↓私も角に置いてます!

実はお部屋の角は、意外に風通しが悪いことがあります。

観葉植物は風通しの良い場所が大好きで、蒸れが苦手な子がほとんどです。風通しが悪いと、蒸れや根腐れの原因になるので、注意が必要です。

対策は、「よく換気をする」でOK

窓を開けて、空気を循環させてあげましょう。

換気が出来ない場所なら…

人がよく通る場所に置く
サーキュレーターで風の流れを作ってあげる

サーキュレーターで風通しを良くするという手もあります。その場合も、直に風を当てるのは避けましょうね。

④ 水やり

土が乾いたら、たっぷりと。
鉢底から水が流れ出るまであげましょう。
水のあげすぎには、ご注意を!

水やりには、「土の中の空気を循環させ、新たな空気を入れててあげる」という目的もあります。

なので、悪いものを流し出すイメージで、たっぷりと水やりしてください。

「たっぷり」って、どのぐらい?

鉢受け皿からあふれ出るぐらいあげてくださいね。

ジャバジャバとお水をあげて、土の中にたまった老廃物を出してあげましょう。

その際、鉢受けに溜まったお水は、必ず捨ててくださいね‼根腐れの原因になります。

水やりのタイミング

あげすぎると、根腐れして、最悪枯れてしまうこともあります。適切なタイミングで水をあげるのが需要です。

何日おきに水やりする、と決めるのはオススメしません。

土の状態は、あなたのお部屋の環境によって変わってきます。土をよく見て、水やりをしてあげましょうね。

土が乾いたかを確認する方法

  • 触る
  • 鉢を持ち上げる
  • 串を挿して、土の状態を確認する

言わずもがな、触ると分かりますよね。ただ、表面だけが乾いている可能性があります。

分からない場合は、以下のチェック方法も試してみてください。

鉢を持ち上げてみる

水やりを終えた時よりも軽くなっているようだったら、鉢内が乾燥している可能性が高いです。日頃から鉢の重さを確認しておくと分かりやすいですよ。

串を刺してみる

お料理で串を刺して、焼き具合を確認する方法と同じです。

私は大きな鉢限定で、この方法を良く使います。

※小さい鉢は、串を刺した時に根を傷つけてしまう可能性が高いです。ご注意ください!

串に土がついてこなければ、水やりするタイミング。串にべっとりと土がついてくるようであれば、土は、まだ水で満たされています。

繰り返しになりますが、この方法を試す時は、根を傷つけないように注意してくださいね。

むしろ、串ではなく、手を挿して確認することもあります✋非常に分かりやすいですが、手が劇的に汚れます(笑)

葉に水をスプレーしてあげましょう

こまめに葉に水を与えてあげることで、たくさんのメリットがあります。

葉水のメリット

乾燥を防いで、病気の予防になる
葉についたホコリをとり、光を取り入れやすくする

↓蓄圧式だと手が疲れなくて楽ですよ

濡れた布で拭く手もあり

室内では、床材や電化製品のことを考えると、スプレーをためらってしまうこともありますよね。

そんな時は、濡らした布で葉を拭いてあげましょう。

私は、ウンベラータを濡らしたキッチンペーパーで拭くことで葉水しています。直接触れることで、葉の状態も確認できるので、結構オススメの方法です。

↓これを使ってます。洗えるので経済的で便利です。

⑤ 土

水はけの良い良質な土を使いましょう!

植物の根を支える大事な土台です。良質な土を使うことで、根の張り方が良い、頑丈な子に育ちます。

最近は100円ショップなどでも土を見かけます。正直なところ、安価な土は、粗悪と考えたほうがベターです。雑多なものが混じっています。

ぴめりー

粗悪な土を使うことで、植物にとって過酷な環境にしてしまいます。小虫が発生したり、水はけが悪いので、カビが発生することも…。

良質な土は、植物がイキイキと育ちます。

粗悪な土を使っていろいろと悩むよりも、初めから良質な土を使ってあげましょう!結果、キレイに育つので、圧倒的にコスパがいいですよ。

⑥ 肥料

肥料は栄養補給!必須です!

「光、水やり、風通し、土。完璧な環境なのに、イマイチ元気がない」なんて時は、栄養補給が足りていないことがあります。

人間に栄養が必要なように、植物にも栄養が必要です。定期的な肥料を与えてあげましょう。

効果的な肥料のタイミングは、初夏〜10月。植物の成長が盛んな時期には、忘れずに栄養を与えてあげましょうね。

しかし、過ぎたるは及ばざるが如しです!肥料のあげすぎにも注意してください。用法用量を守って、適切に与えてあげることで、よりキレイに育ちます。

追肥と元肥がありますが、ここでは追肥についてざっくりとお話します。

元肥に関しては、もともと元肥が入っている土を使うと楽です。※市販の観葉植物用として売っている土は、元肥入りの土がほとんどです。

↓元肥入りの観葉植物用の土

比較的安価で良質な土だと思います。

固形の錠剤肥料がオススメ

鉢の上に置くだけなので、楽に肥料をあげられます。ただし、効果はゆっくりです。

↓愛用中の固形肥料です

プロミックは、早く効く成分とゆっくり効く成分が含まれています。バランスの良い固形肥料です。ニオイもないので、室内でも気軽に使えます。

↓観葉植物にしか使わない方はコチラがオススメ

液肥は、薄める手間こそありますが、速効性があるので、とても頼りになります。

↓王道のハイポネックス原液は、1本持っておいて損はないです。

一般的な観葉植物には、どれか一つで十分です。あなたの使いやすい物をチョイスすると、楽に管理ができますよ。

活力剤は肥料とは別モノと心得るべし!

活力剤は肥料と併用しましょう。

ぴめりー

活力剤は、絶対に持っていただきたい必須アイテム!
植え替え直後や弱ってる時も使えるので、便利ですよ。

活力剤だけでは駄目です

活力剤は、人間で例えると、美容飲料。植物が更に美しく育つために与えるものなので、あくまで、補給の役割。なので、肥料は絶対に必要ですよ!

「活力剤=補助食品」と、覚えておいてくださいね。

まとめ

観葉植物の育て方・6つのコツ

  • 気温
  • 風通し
  • 肥料

一般的な観葉植物には、基本の育て方でほぼ対応できます。

「調子が悪いな」と感じた時は、この中の何かが欠けていないか疑ってみてください。

初心者さんには、育てやすい植物がオススメです!

育てやすいと、管理が楽で失敗も少なくなります。まずは、育てやすい植物から始めてみるのも良いですよ。

比較的安価で、オシャレな観葉植物を紹介しています。よろしければ、合わせてどうぞ!

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この記事を書いた人

東京都港区在住。
植物普及委員会・会長。
垂れ下がる系、モシャモシャ系の植物が特に好き。
植物普及委員会では、会員様を募集しています。
今のところ、会員は自分1人のみです…(笑)

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