土を使わないで観葉植物を育てる!ベラボンの使い方&注意点

ぴめりー

「観葉植物をベラボンのみで植える方法」をお伝えします!

この記事はこんな方にオススメ
  • 土が苦手だけど、植物を育てたい
  • 鉢を軽くしたい
  • キッチンなどで清潔に植物を飾りたい

植物がよく育ち、見た目も良いので、オススメの方法です。

植え付け後の成長の様子も追記しました!

目次

方法は、土をベラボンに変えるだけ!

とても簡単です!動画でも解説しているので、ぜひご覧ください!

コチラの記事では、特徴や注意点もまとめています。より詳しく知りたい方は、このまま読み進めてくださると嬉しいです。

ベラボンの特徴

ベラボンは土ではありません。原料はヤシの実で、チップ状になっています。

用土に混ぜて使う以外に、ベラボンのみで植物を植え付けることもできます。

特徴は、「通気性が良い」「軽い」「清潔」です。以下、ちょっとだけ解説しますね。

通気性が良い

水を含むと膨らんで、乾くと縮みます。これがベラボンの最大のメリットです。

縮んだ時にできる隙間に植物の根が入っていき、根張りがよく育ちます!

単体で使うこともできますが、土に混ぜて使うこともできます。

ちなみに、保水性もかなりあるので、肥料をとどめておく力もあります。

とても軽い

鉢の重さを軽くしたい時に使うと良いですよ。

耐荷重が気になるハンギングの鉢や、移動を軽くしたい鉢などで使うと便利です。

私も吊り鉢でよくベラボンを使っています。

清潔

土ではないので、土埃が出ません。なので、室内で植え替えたい人にも良いですよね。

ベラボンの選び方

ここでは「フジックさんのベラボン」について解説しています。

手に入りやすく、製品の安定性が高いので、初心者さんにはフジックさんのものがオススメです!

粒のサイズはどれを選ぶべき?

あく抜きベラボンのサイズは、S、M、Lがあります。

観葉植物に使うなら、まずは、Mがオススメです。3号鉢以下なら、Sの方が使いやすいです。

植物によっては、サイズを混ぜて使うのもアリです。個人的には、Mがいちばん使い勝手が良いです。


あく抜きベラボンM(4L)

観葉植物なら通常のあく抜きベラボンがオススメ

ベラボンにはいろいろな種類があるので、迷ってしまいますよね。観葉植物に使うなら、普通のあく抜きベラボンでOKです。

ちなみに、多肉用の細かいものやプレミアムベラボンもあります。


ベラボンサキュレント 1L 高品質ヤシの実チップ

通常とプレミアムの違い

比較画像

通常のタイプより、さらに粒が揃っていて、フワフワっとしています。

大事にしている植物には、プレミアムを使ってもいいかもしれませんね。

今年はお花にも使ってみました。水はけがよいので、使いやすいです。

ベラボンのみで植えるデメリット

土より容量が必要なので、土よりお値段が高くなるかもしれません。

大きい鉢だと結構お値段がするかもしれませんね。

ただ、大きい鉢になるほど、かなり軽量化でき、移動がとても楽になります。なので、多少お値段がしても満足度が高いかも?と、個人的には思います。

実践・ベラボンのみで植え替え

水栽培で根が出たポトスをベラボンに植え付けました。

植え付けの様子は動画が分かりやすいと思います。

ぜひチェックしてみてくださいね

用意するもの

鉢、鉢底網、ベラボンです。

まずは鉢の中にベラボンを入れる

鉢の2割ぐらいまで、ベラボンを入れます。

鉢底石は必要ありません。もちろん入れてもOKですが、好みで調整してください。

鉢に植物に入れます

土に植えていた場合、根の周辺に土が残ったまま植え付けても大丈夫です。土が多すぎて、鉢内を圧迫しているなら、軽く土を落とした方が良いです。

上からベラボンを入れる

ベラボンはスコップいらずです。手で植えられます。

土と違い、フワフワしているので、上からギュッギュッと軽く押して植え付けます。※根を傷つけないように注意して優しく押して下さいね。

鉢の上まで入れたら完成

植え替え後は、水をやって完成です。

注意点

水やりのタイミング

ベラボンだけで植えると、普通の土よりも少し乾きやすいです。(環境によりますが)

はじめてベラボンで植え付けた時は、水やりのタイミングをつかむまで、よく観察してあげてくださいね。

表面のベラボンを直にさわり、乾き具合を確認するのがオススメです。

ベラボンがカラカラに乾いてしまった時より、「少し乾いてきたな」という時にお水をあげる方がいい気がしています。

※ご自宅の環境にもよるので、植物の状態もよくチェックしてから、お水をあげることをオススメします! 

肥料を入れる必要がある

ベラボンには、肥料分は含まれていないので、別で入れましょう。

私の場合は、植え付け時に、元肥としてマグァンプを入れることもあります。ただ、元肥を入れず、その後の活力剤や液肥で調整することの方が多いです。

↓液肥はおなじみのハイポネックスを使用

活力剤なら植え替え直後から使えるので、使いやすいですよ!

↓薄めなくてOKなので楽ちんです

シュッとするだけ!活力剤ウォータースプレー 500ml

まとめ

ベラボンは、こぼれても、汚れにくく、掃除も楽です。

見た目が綺麗で、化粧石の必要がないのもメリットですよね!

ぴめりー

土が苦手で植物をためらってる方にも、ぜひ試していただきたいです!

以上、ベラボンのみで観葉植物を植える方法でした。

追記・5ヶ月後の様子

ギュッと詰まって成長しています。

ベラボンのみで植え付けると、樹形が乱れにくいかも(徒長しにくい)?なんて、個人的には思っています。

比較

動画でも解説しています

5ヶ月後の動画

ベラボン×吊り鉢の動画

ハンギング鉢でベラボンを使っている様子を動画にしています。よろしければ、チェックしてみてくださいね!

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この記事を書いた人

東京都港区在住。
植物普及委員会・会長。
垂れ下がる系、モシャモシャ系の植物が特に好き。
植物普及委員会では、会員様を募集しています。
今のところ、会員は自分1人のみです…(笑)

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