【原種のアンスリウム】品種紹介|育成環境|成長記録

ぴめりー

育成中のアンスリウムをまとめました。

葉っぱを楽しむタイプの原種のアンスリウムを紹介しています。

備忘録的な内容ですが、変化があるたびに、随時更新していく予定です。

動画でもどうぞ!

目次

アンスリウム・フォルゲッティ / Anthurium forgetii

コロンビア原産、小型のアンスリウム。

涙型の葉。

シルバーの葉脈に、ベルベットの質感が美しいです。

2023年10月31日

成長は非常に遅いですが、花が咲きました!

育成環境


  • 常湿管理
  • 約5号サイズの鉢
  • バークチップを中心とした用土
  • 株元に水苔を巻き、さらに上からラップ

少しワガママな気質らしいですが、わが家の環境に慣れてきたようで、新芽を展開し始めました。

日照時間は長めですが、少し暗めの場所(常に1万ルクス以下)に置いています。新芽の色に問題が無いので、強い光は必要なさそうです。

植え替え動画

最近は、ルートプラスポットに植えています。

空気が通りやすく、通気性抜群の鉢です。かなり調子が良さそうです。

アンスリウム・クラリネルビウム / Anthurium clarinervium

メキシコ南部原産。

葉は大きくなるそうですが、高さは低めのアンスリウム。(最大でも60cm程)

ハート型の葉。

浮き出る葉脈が美しい。

新葉

透明感のある新葉。

硬化直後のラメ感は作り物のようです。

最近は、頻繁に咲いています。

温度変化がなく、温かい場所で育てています。そのせいか、季節を問わず、年中咲いています。

株元

子株ができ、親株を凌ぐ勢いで成長しています。

外してあげた方が成長には良さそうですが、そのまま育てています。

育成環境

  • 常湿管理
  • 軽石がメインの無機質を中心とした用土
  • 6号深型の鉢

私が育てている原種アンスリウムの中で、一番育てやすい品種です。

購入後、有機質から無機質中心の土に移行しました。

移行後は不安定でしたが、現在はかなり安定しています。

新芽も一定の感覚で出してくれるようになりましたが…

葉のサイズは一向に大きくなりません。

コンパクトな姿もカワイイですが、やはり大きい葉も見たいですよね。

近々、株分けして、子株は有機質の土へ植えてみようと思っています。

アンスリウム・ビレナオラム / Anthurium villenaorum

大型のアンスリウム。成熟すると、葉は30cm以上、高さは1.5〜2mになるそうです。

縦長の葉。

成熟すると化けるらしく、これからが楽しみです。

育成環境

  • 多湿(80%前後)で管理
  • 水苔植え
  • 5号ロング鉢と同等の透明容器を使用

輸入株で購入しました。

購入時も水苔植えだったので、そのまま水苔で鉢上げしました。

鉢底にはハイドロボールとゼオライト、炭を入れています。

調子はかなり良さそうです。

常湿でも育てられそうですが、早く大きくしたいので、このまま多湿環境で育てていく予定です。

Anthurium effusilobum

葉が薄く、背が高くなるタイプ。

ネットに情報が無いので、品種の詳細は不明です。育成情報を記しておきます。

購入時

根腐れしていたので、根切り(胴切り?)して増殖させました。

増殖成功

カットした根の部分を土に植えました。無事に増殖が成功しました。

今では4株にも増え、かなり強靭な性質だと思いますが…

乾燥と寒さには弱いので、環境を整えられる人向きの品種かもしれません。

用土による成長の違い

無機質の土と有機質の土で育てています。葉の表情に違いがありますよね。

原種のアンスリウムは、有機質中心の土で育てた方が楽に管理できる、と個人的に思います。

無機質の土は、安定するまでかなり時間がかかる、水切れさせると一気に枯れる。そんな印象があります。

湿度が必要なアンスリウムを無機質の土で育てる事は、容易ではありませんが…

無機質の土で育てたアンスリウム

葉の表情は目を見張るものがあります。

詳しくは動画で!

多湿×ハイドロボール

2層式の鉢で多湿環境で育てています。

かなり瑞々しい葉になります。

アンスリウム ワロクアーナム / Anthurium warocqueanum

多湿環境で育てています。

葉に傷が付きやすいので、キャビネットの中からあまり取り出しません。

次回、取り出した時に写真を撮りますね。(その際に記事も追記します)

動画でどうぞ

IKEAのガラスキャビネットを簡易温室として使っています。

最近ではすっかりアンスリウム専用キャビネットとなりつつあります。

アンスリウム・ラディカンス / Anthurium radicans

南アメリカ、ブラジル南部、エクアドルが原産。

ボコボコした葉のアンスリウム。

育て始めて間もないですが、かなり強い品種な気がしています。

株分けして、多湿と常湿で育てています。

常湿環境の株は、バークチップなどのブレンドに植え付けました。

また数ヶ月経った時に追記しますね。

動画もどうぞ!

ぴめりー

こちらの記事は、随時追記していきますね〜♪

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この記事を書いた人

東京都港区在住。
植物普及委員会・会長。
垂れ下がる系、モシャモシャ系の植物が特に好き。
植物普及委員会では、会員様を募集しています。
今のところ、会員は自分1人のみです…(笑)

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