「土」の選び方!観葉植物・多肉植物の土を徹底解説

ぴめりー

今回は観葉・多肉植物に愛用中の土を紹介します。

これから植物を育てる方や土選びに迷っている方の参考になれば幸いです!

目次

観葉植物・多肉植物の土の種類と選び方

動画でも詳しく解説しています


ハイドロボール

特徴
  • 清潔
  • 見た目が良い
  • 多孔質構造の為、水や空気を保持しやすい
  • pHが安定している(中性〜ややアルカリ性)
  • 再利用可能

ハイドロボールはレンガのような素材でできています。
多孔質なセラミック製の球状素材で、表面に無数の小さな穴があります。
水や空気を保持する能力が高いです。なので、根が酸素を取り込みやすく、適度な水分を植物に供給できます。

私はアロカシアやフィロデンドロンなどに良く使っています。
底面給水できる2重鉢で使用することが多いです。

Richell ミエルノPlus

炭やゼオライト(珪酸塩白土)を混ぜて、保肥性などを調整しています。

愛用中のハイドロボール

左:柴田園芸刃物 右:ハイドロトン

2種類のハイドロボールを使っています。

柴田園芸刃物 ハイドロボール大粒

ハイドロボール大粒2リットル入り

サイズは不揃い。
凸凹があることで、根張りが良く、元気に育つ。

ハイドロトン

JONGKIND HYDRO ハイドロボール

粒が丸く、サイズが均一。
洗浄がしやすく、再利用しやすい。
見た目は良いが、アロカシアの根張りはイマイチになることもある。

エリオクエスト 賢者の土

特徴
  • 無機質中心
  • 粒が硬く崩れにくい

賢者の土は、主に多肉植物に使っています。


賢者の土 エリオクエスト

無機質中心のゴロゴロしたブレンド土で、アガベやエケベリアなどの多肉植物にピッタリです。

赤玉、鹿沼が硬く、本当に崩れにくいです。
賢者の土で植えた植物は、2年以上経っても、土が全然崩れていなかったりいます。

観葉植物に使う場合はココチップを混ぜたりして、少し保水性を上げています。

賢者の土は少量パックも販売されています。


ぴめりー

超オススメの土です。
ぜひ一度お試しくださいね!

BANKSコレクション ベストソイルミックス

特徴
  • 活力剤成分入り
  • 有機質を極力抑えた培養土

ベストソイルミックスは、熱帯植物の栽培家の杉山拓巳さんの培養土です。

発売当初から何度もリピートして、長年愛用しています。

お値段は少し高いですが、熱帯植物の色艶が良く、樹形も乱れず育ってくれます。
個人的な意見ですが、活力剤成分が秘訣なのかなと思っています。

バランスの良い培養土なので、失敗したくない時に使用しています。


花ごころ 塊根植物の土

特徴
  • 安価で入手しやすい
  • くん炭、医王石配合
  • 粒が大きめ

花ごころ 塊根植物の土は、軽石や赤玉土をベースにしたゴロゴロ系の培養土です。
ミネラルを多く含む医王石や軽石、ココナッツファイバーなども入っています。

肥料は入っていません。
自分で肥料を調整できるため、色々なシーンで使えます。

粒が大きめで排水性が良く、保水性もあります。
塊根植物だけでは無く、観葉植物にもオススメです。

ベゴニア・ドレゲイ

賢者の土と比較すると、赤玉、鹿沼は崩れやすいです

2Lの少量サイズで販売されているので、鉢の数が少ない人にオススメです。

ぴめりー

フィロデンドロン、球根性のベゴニアにも使用しましたが、かなり育ちが良かったです。

ココチップ(ベラボン)

あかぎ園芸 やしがら蘭土
あかぎ園芸 やしがら蘭土
特徴
  • 軽量で扱いやすい
  • 吸水・保水・排水性に優れている
  • 通気性がある

ココチップは、市販の培養土や土作りをする時に混ぜて使っています。

アロイド・サトイモ科の植物には欠かせない素材です。

外管理のアガベにも使用

ココチップメインで植えた場合は、肥料切れに注意が必要です。
私は液体肥料や活力剤を頻繁に与えるため、ココチップの劣化が早くなってしまいます。
植え替え頻度がやや高くなってしまうので、コスパはあまり良くないです。

大量に使うので、最近はベラボンではなく、赤城園芸さんのやしがら蘭土を使用しています。

袋によって、チップのサイズにばらつきがありますが、あまり気にしていません。

↓粒の大きさはまちまちで、かなり大粒です。

↓ベラボンは粒のサイズが揃っていて、キレイですよね。


あく抜き ベラボン 60L Mサイズ

水苔

ベゴニアなど湿気を好む植物には、水苔を使用しています。

弱ってしまった植物を養生する時に、最終手段で水苔を使うこともあります。

アロカシアの増殖、挿し木、種蒔き、テラリウム、パウダリウムにもよく使っています。

密閉容器で使用する際は、軽石やハイドロボールを下に敷いてから水苔を使うと、管理が楽になりますよ。

↓最近は大量に使うので、チリ産の安めの水苔を使用


自作のブレンド土

アロエブレンド

アロエに高頻度で水やりする為のブレンド。

日向土メイン、ゼオライト、赤玉土を配合。
排水性を高めるよう工夫しています。

水やりの頻度が高めになるため、水やりが好きな方にはおすすめの配合です。

バークチップブレンド

サトイモ科用のブレンド。

バークチップ、ココチップ、炭などを配合。
わが家の環境に合っているようで、本当によく育ちます。

アンスリウム、アロカシア、フィロデンドロンなどに使用

動画や関連記事もあるので、ぜひチェックしてみてくださいね。

余談・水槽栽培

水槽内の温度が管理された環境は、植物にとって快適なようです。

挿し木の成功率が高く、成長も早いです。

まとめ

今回は色々な土を紹介しました。

植物の状態、自宅の環境、水やりのタイミングに合った土を選ぶことで、より健康的に育てることができます。

市販のブレンド土に一工夫加えるだけでも、管理のしやすさがUPすることもありますよ。

ぜひ色々と試してみてくださいね!

動画でもどうぞ

ブログランキングに参加しています


↓ポチっとしていただけると更新の励みになります‼

にほんブログ村 花・園芸ブログ 観葉植物へ
にほんブログ村

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

東京都港区在住。
植物普及委員会・会長。
垂れ下がる系、モシャモシャ系の植物が特に好き。
植物普及委員会では、会員様を募集しています。
今のところ、会員は自分1人のみです…(笑)

コメント

コメントする

CAPTCHA

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

目次