
最近人気の「アロカシア」ですが…
実は初心者にはあまりオススメできません。
この記事では、初心者にアロカシアをオススメしない理由を5つ紹介します。
アロカシアはワガママな植物です
動画でもどうぞ!
1. 暑がりで寒がり


アロカシアは熱帯地域の植物ですが、日本の暑すぎる夏の高温多湿には弱い傾向があります。
気温が高すぎると、成長が止まってしまいます。
寒さにも弱いです。
10℃以下になると葉が黄色くなり、枯れてしまうことがあります。
観葉植物を育て始めたばかりの初心者には、適切な温度管理は難しいかもしれませんよね。
対策:年間を通して、一定の温度で管理するのがベター
適温の目安: 22℃~25℃(個人的な見解です)
- 夏の暑さで成長が止まる
- 冬の冷気によるダメージに注意
2. 温湿度管理が難しい


アロカシアは高湿度を好む植物です。
しかし、過度な湿度は病気を引き起こす原因にもなります。
湿度のバランスを保つことが難しいです。
特に冷暖房を使用する環境では、乾燥しやすいため、加湿対策も必要になります。
湿度調整が難しいため、初心者にはハードルが高い植物だと思います。
対策:加湿器などで湿度を保つ
湿度の理想的な範囲: 60~80%(品種による)
- 空気が乾燥しすぎると葉が傷む
- 湿度が高すぎるとカビや病気の原因に
3. 急に根腐れする
アロカシアは水やりの管理が非常に難しい植物です。
お水を多く必要とする植物なので、基本的には保水性の高い用土を好みます。
なので、園芸店で購入した時に植えられている用土(有機質多めの用土)との相性は良いです。
ですが、有機質多めの保水性の高い用土は、少しのミスで根腐れを起こす事も多いので、注意が必要です。
さらに、水切れにも弱いです。
水やりを怠ったりすると、一気に枯れたりするリスクもあります。
適切な水分量を維持するのが難しいため、初心者には扱いづらい植物なんですよね。
対策:土の状態をよく確認して、水やりを行う
- 水切れに弱い
- 根腐れに注意
4. 場所移動や植え替えに過敏


アロカシアは環境の変化に非常に敏感な植物です。
少し置き場所を変えただけで成長が止まったり、葉がしおれたりすることがあります。
植え替えにもデリケートで、植え替え後は、土や鉢の変化に順応できないこともあります。
この繊細さが、初心者にとって大きな障壁となります。
対策:置き場所をコロコロ変えない、植え替えは適切な時期に慎重に行う
- 日当たり、風通しを少し変えただけで調子を崩すこともある
- 植え替え後に枯れるリスクが高い
5. 肥料管理が難しい


アロカシアは「肥料食い」と言われるほど、多くの栄養を必要とします。
適切な頻度で肥料を与えないと元気がなくなり、逆に与えすぎると肥料焼けを起こしやすいです。
肥料を与えるタイミングや量を見極めるのが難しいです。
初心者には、栄養不足や過剰施肥のリスクがあります。
対策:施肥頻度、量を守る
- アロカシアは「肥料食い」
まとめ


アロカシアは、初心者には難しい要素が多く含まれています。
とは言え、美しい葉は格別なので、ぜひ育てていただきたい植物です!
環境を整えて適切に管理できれば、元気に成長してくれます。
少しずつ環境を整えて、チャレンジしてみてはいかがでしょうか?
育てやすい品種からチャレンジするのもオススメです👍️



今後、初心者向けのアロカシア育成動画も更新予定です。


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