今回は、サトイモ科・アロイドにぴったりな土の配合方法を紹介します。
サトイモ科にオススメな土の配合
- 水はけが良い
- 適度な水持ち
- 軽量で扱いやすい
主にアロカシア、アンスリウム、フィロデンドロンなどのサトイモ科植物に使用しています。このブレンド土を使用している植物は、育ちが良く、根張りも良いです。
使用する素材と特徴
このブレンド土には6種類の素材を使用します。すべて大きめの粒です。バークチップ中心で、程よく有機質を配合しています。
※以下のリンクは、私が使用している用土です。
パーライト
黒曜石 パーライト 約4L
- 特徴:水はけを良くする素材。
- 注意点:粉が舞いやすい。使用前に、袋の下部に穴を開け、水を通し、崩れた粉を取り除くのもオススメ。
バークチップ
オキアータ ニュージーランド産 熟成バーク L粒5L
- 特徴:ブレンド土の中心的な素材。根の成長をサポート。
- 注意点:白っぽく見えることがありますが、これは良い菌なので心配無用です。
バーミキュライト
バーミキュライト 約10L
- 特徴:水はけと水持ちを両立する優れもの。
炭
創和リサイクル 鉢底炭 5L
- 特徴:通気性を向上させ、菌の繁殖を抑える効果あり。
- 注意点:粉が舞いやすいので、扱う際はマスクの着用を推奨。気になる場合は、一度洗ってから使用しましょう。
ココチップ
【あかぎ園芸】やしがら蘭土 18L
- 特徴:大粒で軽い。保水性がある。
- 注意点:袋によって粒の大きさにばらつきがある。細かい粉は別用途に活用するのもオススメ。
ゼオライト
【あかぎ園芸】ゼオライト
- 特徴:根腐れ防止に役立つ素材。
- ポイント:底にたまりやすいので、植え付け時に入れるのがベスト。
最近はイタヤゼオライトに切り替えました。コスパ良し、品質良しでオススメです。ただ、容量が20Lと多いものしか販売していないようです。
大量に使わない方は、あかぎ園芸のゼオライトが良いと思います。
配合の割合と混ぜ方
素材はそれぞれ1:1の割合で混ぜます。
多少、配合が偏っても特に問題はありません。
混ぜる際は下からしっかりとかき混ぜてください。特にパーライトやバーミキュライトは底に溜まりやすいので、注意しましょう。
メリットとデメリット
このブレンド土を使ってから、サトイモ科・アロイド植物の根張りが良くなり、成長が早くなったと感じています。特にバークチップが良い仕事をしているようです。
ただし、この配合土はややコストがかかります。混ぜる手間もあるので、万人にはオススメしません。
サトイモ科の植物は、ホームセンターで購入できる観葉植物用の土でも十分育成可能です。自作のブレンド土はこだわりたい方にオススメします。
↓比較的安価でオススメの土
アレンジしてもOK
土の相性は環境や水やりの頻度に大きく影響されるので、自宅の環境に最適な配合を見つけると、植物の育成が楽になります。
紹介したブレンド土に、軽石や赤玉土を追加する、バーミキュライトを省くなど、自分好みにアレンジしても楽しいですよ。
まとめ
用土は粉が舞いやすいので、室内で袋を開ける際は注意してください。炭やパーライトは、使う前に一度洗うのもオススメです。
ブレンド土は意外と簡単に作れるので、ぜひお試しくださいね!
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