今回は、話題の土壌代替素材「パフカルチップ」について紹介します。
パフカルで育てている植物の成長。使い方、メリット、デメリットをお伝えします!
動画でも詳しく解説しています
パフカルとは?
パフカルは、サントリーが開発した土に代わる素材で、スポンジのような構造を持っています。
- 保湿性抜群:水やりの頻度が少なくて済む。
- 根に優しい構造:通気性が良く、根がしっかりと張る。
- 軽量で扱いやすい:穴のない容器でも利用可能。
- 環境に優しい:使用後は洗って再利用可能。
ただし、肥料が多い植物や背の高い植物には適さない場合があるほか、湿度の高い場所ではカビが発生する可能性があるので注意が必要です。
私のパフカル活用例
パフカルを使い始めて数ヶ月が経ちましたが、結果は上々です。
植え替えは、普通の土と同じ手順です。根についた土を洗い流してから植え付けました。
成長報告
アンスリウム・ クラリネルビウム
親株から分けた子株に使用。植え付けた当初は小さな株でしたが、スクスク成長しています。
根の張りが良く、新しい芽も次々と出てきており、パフカルとの相性は抜群です。
アロカシア・バンビーノの斑入り
秋に購入した親株から増やした子株を3つ植え付けました。
植え付けから約2ヶ月で、元気に育っています。特に発根がスムーズで、今後も期待大です。
エスキナンサス・ラスタ
調子が悪かったため挿し芽で管理していたものをパフカルに植え替えたところ、驚くほど調子が良くなりました。
パフカルのメリットとデメリット
メリット
- 水苔のような使用感:保水性が高く、管理が簡単。
- 軽量で清潔:汚れにくく、扱いやすい。
- 通気性:根に空気が行き渡りやすい。
デメリット
- 肥料管理:肥料を入れすぎるとカビが発生する場合がある。
- 大きな植物には不向き:安定感が必要な植物にはやや不安。
管理のコツ
適切な水やりの頻度
パフカルは水分を効率的に保持しますが、適切なタイミングで水やりを行うことが重要です。穴のない容器を使用する場合は水が溜まりすぎないように注意が必要です。
通気性を確保する環境
通気性が悪い場所や湿度の高い環境では、カビが発生する可能性があります。
風通しの良い場所に置き、日頃から植物の状態をチェックしましょう。
適切な肥料管理
パフカルには肥料が含まれていないため、肥料を与えることが必要です。
しかし、過剰に与えるとカビが発生する可能性があるのでご注意ください。私は葉面散布で対応しています。
植物ごとの特性を理解する
安定性が求められる大型植物や多肉植物には不向きな場合もあります。
まとめ
パフカルは、水苔のように使える軽量素材でありながら、保水性や通気性に優れています。
新しい用土を試してみることで、自宅の環境に合った育て方を発見できそうですね。
ぜひチャレンジしてみてください!
わが家ではアンスリウムやアロカシアとの相性が良かったです。引き続き、色々な植物で実験中なので、また追って報告しますね!
↓パフカルの壁掛け植物も人気です。
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